盗聴犯罪の実態
「盗聴器」と聞くと、テレビの中の世界だと感じる方も多いかと思います。
しかし、近年ではインターネットなどで盗聴器・盗撮器共に簡単に手に入るようになり、誰にでも購入できてしまう世の中となりました。
どのようにして盗聴されてしまうのか・・・
盗聴器を仕掛けられてしまうことが原因の第一位なのですが、盗聴器といってもパット見て気づけるような物ではなく、生活の一部に溶け込んでしまっている為、自分自身で発見することはとても難しくなってきます。
盗聴器の種類
UHF会話盗聴器
UHF会話盗聴器
UHF会話盗聴器
マウス型UHF会話用盗聴器
折り畳み傘型UHF会話用盗聴器
電卓型UHF会話用盗聴器
盗聴器は小さな基盤と小さなマイク、電池などによって電源が得られればどんなものでも盗聴器に変わります。
電池タイプの場合は1週間前後が基本ですが、コンセント型などの家庭用電源タイプのものは半永久的に壊れるまで盗聴電波を発し続けます。
盗聴器の販売台数は年間30万個、40万個とも言われ、常に数百万個の盗聴器が仕掛けられていると考えられているのが現状です。
誰がどのようにして仕掛けるのか・・・
仕掛ける理由としては、ただ単に盗聴が趣味であったり、パートナーの日頃の生活を探るため、知りたい情報を得るためであったりと様々です。仕掛けた相手が元交際相手によるストーカー目的であった、という被害も増加しています。
仕掛けられる瞬間とは？？
- 引っ越した先に元々取り付けてあったものが、現在も機能したまま
- 元交際相手に合鍵を渡したままになっていて、侵入されていた
- 自分が留守の間にパートナーによって取り付けられていた
- 親族、家族によって取り付けられていた
- 業者の人を家に入れた際に取り付けられていた
- 身に覚えのないぬいぐるみなどが送られてきて、その中に仕掛けられていた
なんて話もあるくらいです。
仕掛けられる場所とは？？
- コンセントや延長コード、電源タップ
- 偽装された時計型や電卓型
- クッションやぬいぐるみの中
- 時計やポスターなどの普段あまり見ることのない裏側
- 知らないうちに三又の電源タップが増えていた
- ソファーなどの隙間
- ベッドの下
- カーテンレールの裏側
あげるときりがないほど、仕掛けられる場所は様々です。
「うちは大丈夫」という考えは大変危険です！！
男女問わず、被害者になり得てしまう盗聴・盗撮犯罪。
知らないうちにあなたの情報が漏れていたりしていませんか？？
プライバシーを守るため、安心した生活を送るためにも、ご心配な方は一度お気軽にご相談ください。
新居にお引っ越しの方へ
近年、前の入居者が盗聴器を仕掛けられていたことを知らないまま退去してしまい、盗聴器が残った状態で新しい入居者が同じように盗聴被害に遭うという被害も増えています。
引越の時期は盗聴器の有無を調べるいい機会でもあります。
